意味不明な文章を書くんだ、という宮石先生の教えは意地でも守るまい、という私の反抗心を今に至るまで刺激し続けてくださってます(宮石先生は偉大です)が、「わからない」ことを意味明瞭に説明しようとすると文章が長くなるのは避けがたいですね。短歌の31文字圧縮表現は、良い訓練だと思ってます。
posted at 10:18:04
故•宮石理先生は「わからない時は相手(読み手、臨床医)にもモヤモヤしてもらうために意味不明な文章を長く書くんだ、そうすれば『病理医が、わからない』という事実が伝わる」と私に教えてくださって、なんと乱暴な、と当時思いました。けれどモヤモヤを伝える言葉は、どうしても長くなります。
posted at 10:09:39
@NeoCrazee (承前)する先輩病理医もいました(今もそう診断なさるかは知りません、20年以上昔の話です)が、私はGroup分類の摘要外と認識しており、Group2 or 4という表現は用いません。「Group分類での評価、カテゴリーで一つの範疇に区分できない」胃生検が少数ではあるものの、存在する、という認識です。
posted at 09:58:54
@NeoCrazee Atypical epithelium, see noteという診断のみでGroup分類を書かない胃生検病理診断書は私も少数の発行経験があります。意訳は「良悪50%とも言いたくない、要するに、この異型上皮が将来、患者さんの命を奪うとも奪わないとも私は言いたくないんです」的な。それをGroup2 or 4という診断名で表現(続)
posted at 09:45:21
@NeoCrazee 胃生検のGroup5は体感100%悪性、99%(というか1%でも違う可能性がある)ならGroup4に格下げ、と便利に使わせてもらってます。Group3は良性腫瘍100%(あくまでも体感です)、Group2は(良悪含めた)腫瘍である可能性50%、Group1は100%腫瘍なし、という病理医的体感の伝達手段になってると理解してます。
posted at 07:53:16