遥けくも空澄みわたる悲傷(かな)しみに死者より白鳥発つという嘘 アジアより白鳥発ちき垂直に墜ちゆく他に行く方あらず わが内部を白鳥一羽飛び立つや朝の光にゆらぐ魂魄 一途なれひたぶるまでに一途なれ翼破れて白鳥浮けり 輝きて白鳥病めり北の果てまぼろしなれば去なんと思う (新城貞夫)
posted at 07:23:21
@nukimidaru おはようございます。私はこの歌集の「白鳥」5首が好きです。(他人様の歌集を勝手に再編集して連作のようにして読んでる)
posted at 07:15:29